リフォームDATA
■所在地 : 横浜市金沢区 U様邸
■構造・規模 :[母屋]鉄骨造2階建て(大和ハウス) 建築面積65.51㎡ 延床面積128.67㎡
[増築 ]木造在来1階建て(約8帖二部屋) 建築面積49.19㎡ 延床面積49.19㎡
■築年数 :約19年
■工事期間 :約4か月
■工事費 :増築約880万円 外構約100万円
■担当者 :リノベーション事業部 瀬下、日下部
***ご相談内容***
・駐車場として貸していた自宅の敷地に増築して書斎と仏間を作りたい。
・LDKと増築した部屋とは行き来きをしやすい生活を希望
・植物を楽しめる庭が欲しい。
・キッチンの収納がしずらい。
・洗面所を広くしたい。
・水廻りの老朽化、新しくしたい。
・家の前が踏切で信号機の音がうるさいのく静かな生活がしたい。
・外観の雰囲気を変えたいが増築もあまり目立たせたくない。
***工事のポイント***
・増築の希望は、既存の建物に新しい建物を接続して一つの建物としたい(同一棟増築)
・U様邸の建物はダイワハウスの鉄骨造住宅 増築は木造在来構造の建物で増築するためエクスパンションジョイント型で増築
[ご参考]
*エクスパンションジョイント型の増築
既存建物と増築する建物の構造体をつなげず、ぞれぞれの構造体を分離する方法
建物どおしは接しているので外観は一体に見えます。
*構造一体型の増築
既存建物と増築建物のそれぞれが構造体が一つになるように接続する方法
▮BEFORE ~リフォーム前~
***リフォームのご提案内容***
*既存の建物と増築の建物との間をサンルームでつなげる
*駐車場にも出やすく、洗濯物も干せるウッドデッキをご提案
*母屋の防音対策としてペアガラスの内窓を入れ、線路に面している窓は1階はなくす。
*部屋の散らかりを解消するため、部屋ごとに収納したい物に合わせて造作収納家具をご提案
*キッチンの小物の片付けにキッチン全部の壁の仕上げに磁石がつく鋼板の壁材を使用
*既存トイレの位置と洗面所の間仕切りを撤去、洗面所を広くトイレを階段下に移動
[増築工事図]
▮工事前 ~地盤調査~
増築する駐車場の地盤を調査します
調査方法は「スウェーデン式サウンディング試験」
[スウエーデン式サウンディング(SWS)試験とは]最も一般的に行われている地盤調査の方法で、スクリューポイントというキリ状のものをロッドの先につけ、地面に25センチねじ込むのに何回転したかを測定する試験です。
▮工事スタート
▮AFTER ~増築後~
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乱型の明るい色の石材テラスと季節の花を楽しめる花壇スペース
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増築した建物の外装に合わせ母屋も外壁塗装をしました。建物全体の統一感が出て違和感がないようにしました。
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道路側には蔦が這えば目隠しにもなる緑化フェンスを設置
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サンルームからウッドデッキへ出れます。 ウッドデッキはマクセラムデッキを使用 フェンスはは布団が干せるよう樹脂木のウッドフェンスを使用
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解放感あるオープンウィンの窓に交換
▮AFTER ~増築室内~
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書斎 お庭を眺めながらお仕事ができます。
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引戸を開ければ大勢の人が集まれるお部屋になります。
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仏間&来客用の部屋
▮AFTER ~母屋 ~
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LDK 収納する物に合わせて使いやすい造作カウンター収納
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扉は温かみのある表情豊かな框タイプで造作
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キッチン 防音性能のある窓に交換 。大きさを小さくし埋込みスパイスラックを作りました。キッチン全部の壁にはホーローキッチンパネルが貼ってあり マグネットが利用できて便利です。
*システムキッチン:ヤマハベリー
*ホーローキッチンパネル:JFE建材
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[工事前]
[リフォームポイント]
*外壁仕上げがサイディング張りの建物の窓の交換の場合、窓の大きさを変えずカバー工法で取り替えることをお勧めします。
なぜなら、既存のサイディングの柄と同じ物がないので、類似の物を探して外壁を補修しても違和感がでます。
*キッチンの壁すべてホーローキッチンパネルなので、マグネット付きの収納小物が自由に取付けでき、お掃除もとっても楽です。
*造作収納は入れる箱やファイルに合わせて製作。キッチンの手元を隠れるようカウンター収納は高く作りました。
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洗面所 トイレを階段下へ移動し広くしました。 トイレとの間仕切り壁には高窓を作りましたです。
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タオルが沢山掛けれるようトール収納にせず吊戸収納造作 奥行がない吊戸は物の出し入れに便利です。 奥のカウンター下はゴミ箱や暖房器具スペースです。
*洗面化粧台:LIXILエルシィ
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トイレ 階段下に移動した為、窓がなくなり 高窓を作ることで洗面所から自然光を取り入れました
*便器:TOTO GG
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[工事前]
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カバー工法で玄関ドアを交換
*玄関ドア:YKK AP ドアリモ
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[工事前]
▮担当者より
既存の建物は鉄骨造の大和ハウスです。既存建物とつなげて増築したいが同じ構造で増築をするのは大和ハウス以外では難しく、二階バルコニーもありつなげて増築すると部屋の天井高さも低くなります。
また、木造在来構造で既存建物と離して増築だと、リビング窓から靴を履いて一旦外に出て増築の建物に入るのでは、ご希望の増築にならず悩んだ結果、増築との間にサンルームを作りリビングから増築した建物へ室内履きのまま出入り出来るようにご提案しました。
サンルームからウッドデッキ側と道路側の両方に出入りができ、お庭にも出やすくとても便利です。
サンルームとウッドデッキは遊びに来たお孫さんのお気に入り場所にもなり、洗濯物を干したりと多目的利用ができ大変便利と喜ばれております。